積み木づくり①

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積み木づくり①
豊田通商株式会社様

森ライが企業向けに提供している『積み木づくり』。お昼休みや就業後の時間を利用して、未完成品の積み木の仕上げ作業を行っていただき、それを主に東日本大震災被災地の、幼稚園や保育園に寄贈します。素材となる木片は、障がい者施設で加工してもらう国産材。「国産材の利用」「被災地支援」「子どもたちへの“木育”」「障がい者支援」と、環境+αの要素が評価され、広がりを見せているこの活動、今回はトヨタグループの総合商社、豊田通商の東京本社にて、38名の社員の皆さんがランチタイムにご参加くださいました。この日は200片1箱の積み木を2箱仕上げ、福島県いわき市立永崎保育所に届けます。

当日の流れ

11:00
担当者及び森ライスタッフ集合、打ち合わせ、会場設営
12:00
参加社員集合、社会貢献活動の説明、森林学習、森のクイズ、活動背景や意義の説明
12:20
積み木づくり
12:50
振り返り、感想共有
13:00
終了
13:30
片付け、森ライスタッフ解散

昼休み等の短時間に会議室で実施

会場となる会議室で各々持参されたお弁当を開きながら、この日のプログラムがスタートします。まずは社会貢献室の辻田恭子さんが、豊田通商の社会貢献活動方針や実績などについてお話しされます。続いて竹垣隊長より、森ライと『積み木づくり』のご紹介。途中、森のクイズも交えて、日本の森の現状もお伝えしました。皆さん、しっかり聞いてくれましたよ!お食事が済む頃、このあと実施する仕上げ作業のガイダンスも終了し、いよいよ作業に移ります。

お弁当を食べながら、
お話に聴き入る皆さん。

誰でも参加できて高い達成感

そのままだとざらついている木片を、子どもたちが安心して遊べる積み木として、滑らかな感触に磨いていきます。紙ヤスリで磨くと木紛が舞い上がるため、会議室のテーブルは予めビニールシートと新聞紙で養生し、参加者の皆さんも、マスクやアームカバーを着用して臨みます。スタートしてしばらくすると、それぞれの磨き方に、個性や工夫が出てきました!全体に女性の参加者が多い中で、男性社員が半数を占めるテーブルでは、ハイスピードで黙々と磨き続ける彼らの姿が目を引きました。

このように、木粉が発生します。

環境保全+社会貢献+子ども支援を同時に

12時から13時までの、限られた時間の中での活動ですが、大勢でやるとできるものです!無事に目標の400枚をきれいに磨ききり、皆さん笑顔。都会で働く人たちにとって、木の感触や香り、それに紙ヤスリでの作業も、ちょっと新鮮のようです。「面白い!」「あっという間でも、なかなかの達成感」などの感想が聞かれました。豊田通商では、名古屋本社(本店)でも、同じ活動の実施も決まっています。すべすべに磨かれた積み木は、後日、福島の永崎保育所に、皆さんが込めた思いをプラスしてお届けします!ご協力ありがとうございました。

社名の焼印入りの木箱でお届けします。
  • 作業風景はこんな感じ。
  • 終了後、晴れやかな表情の皆さんです。

担当者の声

社内で気軽に参加を募れる環境活動を探していたとき、このプログラムに出会いました。環境だけでなく、複数のことに貢献できる点も魅力でした。参加のハードルが低いためか、社会貢献活動初参加の社員の顔も見られます。楽しそうに、和気あいあいと作業している姿を目にして、担当として嬉しかったです。ボランティア活動は、社会に対し視野を広げるきっかけになると思います。企業として機会提供をすることで、個々の意識を喚起して、その先につなげてもらえればなによりだと考えています。

総務 社会貢献室
辻田恭子さん